目次
ペットロスを重症にしないために…
と、今の私が言っても説得力も何もゼロ
ですが…;;
いざ…というときに、私たちは何をどう考えたら
いいのでしょうか・・・
例えば、愛する家族を亡くしたとき、私たちは
たとえようもない悲しみの渦の中に引き込まれて
しまいます。
当然ですね…子供のように、いえ子供以上に愛して、
毎日毎日お世話をしてきたのですから…。
愛しているから、悲しくて辛いのは当たり前の
ことだと思います。
実際、私自身が、今この時をその渦中で過ごしている
わけです。
でも、亡くなる前から「死生観」を確立して
おけば、悲しみの度合いはかなり違ったものに
なってきます。
悲しみは、減少させることができるのです。
ペットロスを重症にしないために!
私たちはペットロスを避ける事はできませんが、
必要以上に苦しまずに済ませることができます。
悲しみも辛さも苦しみもかなりのストレスと
なります。
そして、ストレスは健康を損なう最大の原因となります。
できることなら、必要以上に悲しむことなく
ストレスから回避することが大事だと思ってます。
でも、どうしたら悲しみを少しでも軽くする
ことが出来るのでしょうか・・?
その最大のポイントは、
1,いざといったときに何をどう考えるか
2,自分の中の『死生観』をしっかり育くむ
この2点につきると思っています。
今日は、かなり重いお話です。
でも、とても重要なお話ですので、できれば
最期まで読んで下さいね。
いつか必ず迎えなければならない、その準備だと
思って読んで下されば幸いです。
でも、今、辛くて読めない方もいると思います。
このサイトには、愛する子を亡くして毎日泣きながら
苦しみの中で過ごしている方、、病の子の介護を
必死で取り組んでらっしゃる方・・・
そんな方々がたくさん来て下さっていることを
知っています。
辛いお気持ちを伝えて下さるメールを送って下さる
方々もたくさんいるからです。
そんなあなたは、無理せずに時が過ぎて
読めるようになったとき読んでみてくださいね。
愛が亡くなって、私はその心の痛みから少しでも
逃れようと、いろんな学びに取り組みました。
その中の一つにに、サイモントン療法がありました。
学んだと言っても、入り口を通った位ですが…。
『死』と向き合ってみる
サイモントン療法の6日コースの中で強烈に
心に残ったことがありました。
それは『死』ときちんと向き合う事、
健全な『死生観』を培う…ということでした。
私たちは普通『死』から目をそむけて生きて
います。
あなたもそうじゃないですか?
普通に生活していたら、まず思わないし、
思いたくもない…目をそむけていること
ですよね。
でも、私は3年前、愛が突然亡くなるという
事態で、否応なく『死』というものと向き合わ
ざるを得なくなりました。
心が傷だらけで血を流しているときに『死』
と向き合う事はとても辛く苦痛でした。
でも、この教えが心に残っていたので、義母や
メグの最期の時に、私は必要以上に不安にならずに
動揺せずにすみました。
自分では意識してなかったんですが、心の
中に強烈に刻まれていたのでした。
今年の5月、義母が亡くなりました。
義母の面倒をみていた義兄は、延命措置を
望まず、自然死…尊厳死を選びました。
私は、その時、義兄は義母のために、とても
賢明な決断をしたと思ったのです。
決断するにあたり義兄は本当に辛かったと
思います。
でも、私は、義兄は本当に義母のことを愛して
いるんだと思いました。
私は、義兄の判断はとても健全だと何の迷いも
なく受け入れる事ができました。
『死生観』を学んでなかったら、こんなに
自然に受け入れることは出来なかったかも
しれません
何とかして、1日でも、いえ1時間でも1分でも
長く生きていてほしい…例え、意識がなくても
チューブだらけでもいい、ただ息をしている
だけでも…。
これが家族の思いだと分かっているからです。
でも、本人のためには本当はどうなのでしょうか…
この視点が欠けているように思ってました。
メグが急に元気、食欲がなくなったのは、
8月9日でした。
でも、私は取り乱さずに済みました。
とても冷静に受け止めることができました。
これから迎えなければならない事柄に対して、
言葉に出来ないほど…とても辛く苦しく悲し
かったです。
覚悟している積もりでも、覚悟なんて本当は
出来てないんですよね…。
でも、毎日、この一瞬一瞬がメグの為になる
ように…と、そればかり思いお世話しました。
…というか、その思いしかなかったんです。
これから起こることをしっかり受けとめ、そして
しっかり笑顔でお世話をする・・・私の性格では
とても困難なことです。
でも、それが自然にできていました…。
『自然死」という決断・・・
それは、延命措置をすることではなく、
自然に任せるということでした。
私たちが、最期の5日間メグに言い続けたのは
「大丈夫よ。今まで本当によく頑張ったね!
もう頑張らなくてもいいからね!」
・・・でした。
実際、メグは本当によく頑張りました。
どれほど、主人のリハビリの役にたったか
はかりしれません…。
「私たちの側に来てくれて、本当にありがとう!
たくさんの笑顔を本当にありがとう!
私たちのために頑張ってくれて、本当にありがとう!
でも、もう、頑張らなくていいよ…。」
そして、
「私が行くまで、ちゃんと待っててね!ステキな
お散歩コースを見つけておいてね」
でした。
私たちは、この判断が彼女にとって一番いいこと
だと思っていたからです。
サイモントン療法を学んでなければ、きっと
右往左往して病院にも連れて行き、バタバタと
あれやこれやに取り組んで、メグの負担を重く
していたと思います。
何より落ち着いたお世話が出来なかったと
思っています。
メグにとって、それは最悪のことです。
唯一、頼りにする親があたふたしていたら
不安が大きくなるばかりですよね…。
私たちは、いつも何らかの判断、決断をしながら
生きています。
その時に慌てることなく、しっかり落ち着いて
判断することは本当に大切だと思うんです。
でなければ、間違った判断をしてしまうかも
しれないから・・・。
もし、間違った判断をしたら、後悔、罪悪感という
形をとって、いつまでも私たちにまとわりつく
のです。
これは、ペットロスが長引く原因でも
にもなっています。
落ち着いた精神状態で、しっかり判断する…
とてもとても大事な事だと思っています。
「出来なかったことはたくさんあるけど、でも
私たちは最善をつくすことができた・・・」
これが、今の私の想いですが、これを思えるのと
思えないのでは大きな違いがあります。
愛の時は、何も出来なかったという後悔と罪悪感しか
なかったですから…。
でも、このときでも、私は無理に
「私は、その時の最善をつくした・・・」と、
何度も何度も自分に言い聞かせました。
サイモントン療法はガンの療法で知られて
ますけど、ガンだけに有効ではなく、いろんな
問題を抱えている私たち一人一人にとても
大切な事を教えてくれます。
私自身は
1,自分の思いを書き換える
2,望む状況をイメージする
たったこれだけに取り組むだけで、心がすっと
楽になりかなり救われました。
『想い』って本当に大事だと思います…。
起こる物事に対して、自分自身がどう思うかで
私たちは、平安になったり不安になったり
怒りに支配されたりするのです。
『起こるものごと』そのものは意味がなく、
それをどう思うかで、良くなったり、悪くなったり
しますね。
『私たちは期間限定地球の旅人…』と言ったのは、
サイモントン療法の川端のぶこ…のんちゃん
でした。
愛が亡くなって、それを聞いたとき、
「あぁ!本当にその通りだなぁ…」と思ったことを
鮮明に覚えています。
ぜひ一度ふれてみられることを、強くおすすめ
します。
出来れば、ペットロスになってからではなく、
愛犬ちゃんが元気なうちに取り組まれると
いいと思います!
具体的なやり方、取り組み方は、またしっかり
お伝えしますね。
今日も最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
http://ai101.info/toiawase/b1/
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