↑2005/05/09
愛:1歳5ヶ月のとき・・・
愛が旅だって、24日で2年が経ちました。
愛が亡くなったのは、ちょうど桜が終わり新緑のとき
でした。
↓今年も、新緑がとてもさわやかです。
愛の死によって、『生きること、死ぬこと』を否応なしに
考えるようになりました。
この2年間、それ以外は何も変わってないような・・・
そんな気がします。
悲しみは、相変わらずカタチを変えて襲ってきます。
悲しみは、亡くなった時より深くなっているようにも
思います。
でも、時々は愛の事を笑って話せるようにもなりました。
これは、私にとってすごい進歩だと思っています。
そんなある日、この言葉のもつ意味をあらためて考える
ようになりました。
いまさら・・・
という、そんな想いもあります。
でも、「知っている」のと、「理解して行動している」のでは
結果に大きな違いが出るなぁ・・と、あらためて思ったんです…。
これは、どんな事でもそうだと思いますが、「知っている」
だけでは何の結果も生まず、返って知らない方がいい
くらいだとも思うことがよくあります。
「あぁ、それ知っている」
私たちは、これで終わっていることがなんと多いことか・・・
今日は、このことについて少し考えてみたいと思います。
『We become what we think about』
「我々は、自分の考えているような人間になる」
有名な言葉です。
アールナイチンゲール、58歳の時の言葉です。
彼をご存知の方も多いと思いますが、、自己啓発の
元祖のような人ですよね。
「我々は、自分の考えているような人間になる」
彼の、この言葉・・・簡単ですが、よ~く考えると、
とても重く強烈です。
今まで何気なく、ふ~ん、そうなんだ!と思っていた
だけですが、よく考えると怖くなってしまう言葉でも
ありました。
なぜかというと、頭の中が悲しみでいっぱいなら、悲しみ
いっぱいの人間になってしまう・・・ということですよね。
そんな人生は送りたくないなぁ・・・
「怒り」とか、「恨み」などの言葉に置き換えてみると、
本当にぞっとします。
他にも、例えば「お金がない」とか、「不平不満だらけ」とか・・・
そんな人間になっていくって、絶対イヤですよね…。
では、どうしたらいいかというと、
頭の中を「本当になりたい自分」でいっぱいにしちゃう
ことですね。
思考って、自然にまかせていると、余りいい方向にいかない
と思われた事はありませんか?
私はこの2年間に、愛する家族の『死』に3度直面したので、
何かが起こると悪い方に考えやすくなり、それを打ち消すことを
しばしばやってます。
昔…20年位前だったと思いますが、「ネガティブな感情が
出た時は、その想いに大きな×印をつけましょう」・・・と、
教えてもらった事があるのです。
それ以来、この事を忘れずによくやってます。
わき上がる感情はどうしようもないですけど、その想いに
NOと言うことは出来ますよね。
私は、元々ノーテンキなので、物事をかなりポジティブに
考える方ですが、それでも大打撃の後はどうしても
マイナス感情に振り回されています…
もう、立ち直れない…と、思うことがあります。
そんな時に、無理にポジティブになろうとしても、
自分の力では限界がありますよね…。
この2年間で、それを思い知りました。
だから、想いが出た時に「それは違うよ」と、×印をつけながら
自分で再確認するようにしています。
他には、ちょっとした習慣を変えるとかも、すごく大事だと
思います・・・
例えば、口癖をチェックして「どうせ・難しい・出来ない・
大変・無理」を、言わないように気を付けるとか…。
脳には、必要な情報だけをピックアップして取り込むという
おもしろい働きがあります。
その一つが、RAS…網様体賦活系(もうようたいふかつけい)
というものです。
この網様体賦活系、逆をいえば必要でない情報をシャット
アウトしているということです。
たとえば、あなたに欲しい腕時計があったとしましょう。
もしくは、その気に入った腕時計を購入したとします。
そうしたら、やたらその同じ腕時計をしている人が目につく・・
または、人の腕時計がすごく気になりすぐ見てしまう・・など。
そういうようなことです。
これらは、誰も意識せずに行っていますよね^^
脳が自動的にそういう働きをしているということです。
私たちは、自分の興味のある事しか目や耳に入って
こないようになっているのです。
というか、興味のあることは勝手に目についたり、
聞こえてきたりするということです。
だから、先ほどの
「我々は、自分の考えているような人間になる」
これも、「知っている」で終わってしまっているので、
本来の意味が理解できてない事が多いというわけですね。
実際、私もそうでしたから…^^;
「あぁ、それ知ってる!」と、思ったとたん、網様体賦活系が
あ、これは必要がない情報なんだと判断するため、そこで
終わってしまうのです。
先ほども言いましたが、、「知っている」ことと「理解している」
ことは違います。
結果としてみたら、片やゼロ、片や100と、雲泥の差が
出ます。
では、「あぁ、それ知ってるよ」という時、どうしたら情報を
シャットアウトせず、取り込む事ができるようになるのでしょうか・・・
例えばあなたがセミナーなどへ言って、一度聞いた事が
ある話を聴いたとします。
その時、「あぁ!その話、知ってる!」で、終わるのではなく
「あ、これは知ってることだけど、新しい気づきがあるかも・・・」と、
思いなおすことで、新しい情報が入ってくるようになるのです。
どうしてそうなるかというと、これは網様体賦活系が働き出し、
聞く方のレベルがぐ~んと上がるからですよ。
考え方一つで、ここまで結果が変わると言うことですね。
では、先ほどの
「我々は、自分の考えているような人間になる」
について、『新しい気づきがあるかも…』という視点で見ると、
どうでしょうか?
「どういうことかな?」と、少し深く考えられるようになり、
なりたい自分で、いつも頭の中をいっぱいにできるように
なるかもしれませんね。
そしたら、人生が大きく変わる可能性だって出てきますよね…^^
これが、網様体賦活系をコントロールして新しい情報を
取り入れるようにするということなのです。
今日は、愛の2年目という「とき」の分岐点で、つらつら
思った
「私たちは、自分の考えているような人間になる」
について、脳の働きも交えて考えてみました^^
「我々は、自分の考えているような人間になる」
「知ってる・聞いた事がある」で終わらせるのではなく、
「どういうことかな?」と、一歩深く考え、なりたい自分を、
いつも頭の中でいっぱいにしてみるといいですね。
きっと同じモノをみても、今までとは変わって見えるはず…。
2年目に、またまた大事なことを教えてくれた愛に、
心から感謝です!
「愛ちゃん、ありがとう!
いつも、いつまでも一緒だよ!!」
↓メグ姉さんは、来月で14歳!
リハビリお散歩、毎日頑張ってます!
愛ちゃんの分まで…!
↓オヤツ、まだ?^^;
↓バラたちもぼつぼつ咲き始めました。
愛ちゃんコーナーが賑やかになりそうです^^
またまた長くなりました…。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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【今日の愛ちゃん】
4月の愛ちゃんを少しだけピックアップしてみました^^
★いつもあたちに会いに来てくれて ありがとう!
あたち、とても嬉しいワンッ!ヾ(^v^)k
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