「あの愛ちゃんの性格は、
持って生まれたものが
半分で、あとはメグちゃんが
躾たんですよ。」
先日、いつもメグと愛がお世話になっている病院の
院長に電話でお礼を言ってるとき、そう言われた。
院長は、東京で犬の漢方の病院を開院されたので、
日曜日しかこちらの病院にはいないけど、メグも愛も
随分お世話になった。
しばらくお会いしてないが、院長には
メグと愛の性格はよくご存知だ。
その院長からそう言われて、かなり驚いた。
あぁ!!そうだったんだ!
愛のあの性格は、メグがしつけたのか・・・
確かに、愛が大人しくていい子でなければ一番
困るのはメグ姉さんだ。
なんだか妙に納得した…。
愛が小さい頃は、遊びが時々けんかに
発展して流血騒動になったこともあった。
メグの性格が強すぎ愛が可哀想で、一時は
ブリーダーさんに返そうかと思った位だった。
でも、流血騒動は2回だけで、後は愛が
駆け引きしながら上手にメグとつきあうように
なった。
たった2回のけんかでいろんな事を覚えて、ちゃんと
関係を構築するなんて、本当にすごいと思った…。
それも、決しておねえちゃんを嫌いになったとか
ではなく、
「愛はお姉ちゃんがいなくなったらどうするの?」
と言われるほど、お姉ちゃんを慕って甘えていた。
親としては、ハラハラドキドキしながら見守っていた
愛の子供時代だけど、彼女たちはものの見事に
自分たちで関係をつくっていった。
これは、メグの躾以外の何ものでも
ないのだろう。
愛が小さい頃、犬社会ってたくましいな・・・
そんな事をよく思った。
愛は本当に賢くて可愛かった。
お姉ちゃんのメグは、ヤンチャで今でもとても
手がかかるけど、愛は小さい頃からすごく
優しくてお利口だった。
でも、お利口で大人しいだけではなく、とても
オチャメで、いつもぴょんぴょん跳びはねていた。
全く手がかからない子だった・・・。
いつも、診てくださっている先生は、
「愛ちゃんは、うちでも1~2を争ういい子、
あんないい子はなかなかいませんよ。」
と、いつも言って可愛がってくださった。
そして、誰からも愛され可愛がられた子だった・・・。
そんな愛が、主人も私も自慢の子だった。
その愛がもういないなんて・・・
愛が虹の橋へ旅だって今日で2週間。。。
まだ信じられない。
犬の脳腫瘍について書こうと思ってるけど
中々すすまない・・・。
もう少し時間が必要かもしれない・・・。
それにしても、お友達に本当に励まされ助けられた
2週間だった・・。
ここまで何とか過ごす事が出来たのは、全部
お友達から頂いた力だと思う。
心からの感謝しかない・・・。
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