食欲があるという罠・・・。
愛はずっと食欲はあった。
4月に入ってから、元気な時のガツガツは
なかったけど、でも決して食欲が落ちてると
いう状態ではなかった。
毎食、ちゃんと全部食べていた。
だから、病気だなんて思ってもいなかった。
大好きなおとーさんが居ないので、寂しくて心が
不安定になっている…と、そう思い込んでいた。
4月に入って、少し元気がないみたいで
おかしい、おかしいとは思ってたけど
「食欲はあるし、そのうち元気になるだろう・・・」
と、思いそんなに心配はしていなかった。
2ヶ月に一度くらいは健康診断をしてもらっているし。。。
今までにもそういう事があったけど1~2週間で
元気になってたし、今回もそのパターンだ・・・と、
思ってた。
基本的に愛は丈夫な子だったので、
「すぐ治る!」
と、思い込んでた。
それ以外の心配は余りしなかった。
・・・というか、考えも及ばなかった。
結果的に、それが発見が遅れたことにつながってしまい
悔やんでも悔やみきれない。
もっと、しっかりみてあげていればこんなに早く虹の橋へ
旅立つこことはなかったかもしれない・・・。
死因は脳腫瘍らしいので、分かった所で治療は難しかったとは
思うが、それでも突然・・・なんて事はなかったように思う…。
だけど先生は
「防ぎようがない状態でしたよ」
と、言われるのできっと病名が早くわかった所で
同じような状態になっていたかもしれない・・・。
でも、愛にちゃんと
「ありがとう!!」
と、言う時間があったかも知れない・・・
もっと抱きしめてあげることができたかもしれない・・・
何より、寂しくて不安の中で一人で旅立つという最悪の
状況は避けることができたかもしれない・・・
これ以上の悔いはない・・・
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犬や猫は、話す事ができない・・・。
どこか具合が悪くても、訴えることができない・・。
当たり前の事だけど、飼い主がしっかり健康チェックするしか
彼らの健康を守る方法はない。
そんなこと当たり前過ぎてわかりきってるのに、私は
愛の出す不調のサインに気がつくことができなかった・・・
「食欲があるから大丈夫!」
「愛は元々元気なので、すぐよくなる」
この二つの思い込みで早期発見できなかった・・・。
気がついてあげることができなかった・・・。
これを読んで下さっている方々・・・
どうか彼らの出す小さなサインに
気がついて上げてください。
愛のように、本当に小さな小さな異変ですが
必ず、何らかの前兆はあります。
それは、本当に小さな小さなサイン・・・
いつもとちょっと様子が違うな・・・と
思ったら、診てもらってください。
こんな事で病院に連れて行ったら笑われるかも・・と、
思っても診てもらってください。
犬も猫はギリギリまでとても元気です。
気がついたときは、かなり進んでいると思った方が
いいです。
それで、小さな命が救われるかもしれない。
私のように、油断して悔いしか残らないと本当に
辛いです。
私は、彼女たちの健康管理は万全だと思っていました。
食材は、信頼できる所の有機のものばかりだし、放射能検査も
ND(検出限界1㏃/kg・・・これは、おそらく日本で一番検査
基準が厳しいと思う)のものしか食べさせてこなかった。
環境面でも、生活全体がノンケミカルだったし、そういう意味では
健康面への自信はあった・・・。
でも、それが過信につながったようにも思う…。
愛する子が1日でも長く健康でいてほしから、
後悔で押しつぶされそうにならないためにも、
小さな異常があれば、どうぞ早く診てもらって
ください。
【1歳前の愛・・・本当に可愛かった!】
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