↑06年7月1日 愛:2歳7ヶ月
「うちの子、○○を食べたらアレルギー反応が出るんです・・・。」
や、
「うちの子、アレルギーなんです。」
あなたも聞かれたことがあると思います。
今日も少しアレルギーについてのお話です。
我が家は、メグ姉さんが難治性アトピー、愛が重度のアレルギーと
二人揃って筋金入りの;;アレルギー体質です。
【参考に】
愛のアナフィラキシーの記事⇒ http://フレブル.jp/wp/archives/1655
【メグ姉さんの難治性アトピー】
メグ姉さんは、難治性アトピーです。
1歳半頃からずっとカイカイと付き合ってきました。
最初は少しづつ湿疹・痒みが出始め、ワクチン接種で目が腫れたり、
真っ赤な湿疹がたくさんでたりとすごい反応がでて、もうびっくり!!
当時のかーさんは、アレルギーに関しての知識ゼロ!
もう、病院のいうままに、ほら検査だ、ほらステロイドだ、
ほら薬浴だ、ほら療法食だ・・・と、オロオロしながら
やってました。
でも、湿疹も痒みもとれない・・・
「これはダメだ・・・」
と他の病院へ!
かくして、病院ジプシーが始まったわけです。
いろいろ調べてると、メグ姉さん(犬)に投与されるステロイド量が
恐ろしくいい加減だということがわかりました。
普通の病院はもちろん、近隣の皮膚に強いといわれている
動物病院は全部行きました。
どこの獣医さんも、人間用のステロイド錠剤を投与です。
いえ、ステロイド剤がいけないというわけではありません。
使い方によっては、これは魔法の薬ですから上手に使うのは
いいと思います。
でも、量なんですね・・・問題は・・・。
単純に、「この錠剤を半分(または3分の1)にして
1日2回与えて下さい。」
・・・と、こんな感じですので「いいのかな?」と
思うわけです。
改善するまでの治療計画をきちんと作り、最初にステロイド剤で
バシッとたたいて、その後は塗り薬なりで痒みをとるような
感じで行くならステロイドも大賛成です。
でも、そんな所は1件もありませんでした。
どこも、痒みがある間は死ぬまでお薬(ステロイド)を
飲ませて下さいね・・・といわれました。
また、ある24時間体制の大型病院では、
「このステロイド注射は、10日に一度位でしたら全く副作用はないので
安心です。」
と言われ、10日に一度打ってましたが、だんだん効かなくなり間隔が短く
なりました。
不安を抱えつつも、「まぁ、この位なら大丈夫でしょう」という先生の言葉を
信じて、最終的には4日に一度の割合になってしまいました。
しかし、さすがののーてんきかーさんも「これではいけない!」と思い始め、転院
したんですが、どこの病院でも人間用ステロイドを大雑把な量で投与されます。
単純に人間用の薬を半分とか3分の1とか、これでいいのだろうか?と
悩み続けました。
治療計画なしにステロイドを投与し続けるので副作用も出るし、食事での体質改善も
難しくなります。
いわゆるステロイド漬けの怖さですね。
そして、私たちは神奈川の皮膚科専門医にたどりつくことになります。
(長~~~くなりますので、この続きはまた次の機会に・・・^^;)
そんな生活を10年以上も続けたため、アレルギーに関しては少し
詳しく知ることができました。
細切れになりますが、備忘録兼ねて少しづつ書いていこうと思います。
【どちらのアレルギーでしょう?】
「うちの子、○○を食べたらアレルギー反応が出るんです・・・。」
私も、最初の頃はこういう見方をしていました。
でも、これは違ってました・・・。
まず、うちの子はどんな状態なのかな?と
いうことから始めると、アレルギーが分かりやすくなると思います。
アレルギーには、即時性アレルギーと、遅延型アレルギーがあります。
【独自型アレルギー】
IgE抗体の関係する反応は、普通30分~数時間で出ます。
【遅延型アレルギー】
でも、Tリンパ球が関係する反応では、23~28時間を要するのです。
時間が一つの目安になっていますね。
↓時間が目安!これ、とても重要です!!
1,アレルゲンと思われるものを体内に取り込んで発症までが
数分~1時間以内だと、まず即時型といってもいいと思います。
2,1時間から72時間は、どれでも有りうるので特定することが難しい。
・『これを食べたら症状が出た』・・・といえないということですね。
3,72時間以上でしたら、即時型ではないです。
ですから、新しいモノやアレルゲンとおぼしきモノを食べさせた時は、
3日間位様子をみればいということですね。
★そして、食べて1時間以内に反応がでなければ、その食物は
アレルゲンではない可能性大!ということになります。
アレルギーの判断については。。。
・生死にかかわるもの ⇒ アナフィラキシーショックです。
・生死にかかわらないもの
これで区別します。
ここが理解できれば、アナフィラキシーショックを起こす以外の
反応については、以前の私のようにオロオロしなくても、じっくり
取り組めばいい!ということが分かってきますね。
今までにも、多くの方が
『慌てなくて済むようになり本当にうれしいです・・・』
と、言って下さったのは嬉しい事です^^
【痒み・もう一つの重要事項】
重要なのは、掻かせないことです。 でも、もっと重要なのは
痒みがあるのに掻かせないことではなく、痒みを感じさせないように
してあげることです!
ただし、掻かせないためのエリザベスカラーはダメですよ!
これは、自分に置き換えてみるとよくわかると思いますが、
拷問です!
絶対ダメです。
では、どうしたら、掻かないようになるのか・・・本質的な解決は?
これも次の機会に書きますね。
でも、本当に気を付けて欲しいのは、
遺組み(遺伝子組み換え)、農薬や化学肥料、放射能、畜産の餌に使われて
いる抗生物質、虫除けや洗剤、そしてシャンプーなどだったりします。
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【今日の愛ちゃん】
↓おかーしゃん、何作ってるの?
↓ご飯早くくだしゃい!
↓愛ちゃんのよだれ・・・(>ω<)
★いつもあたちに会いに来てくれて ありがとう!
あたち、とても嬉しいワンッ!ヾ(^v^)k
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