愛が深ければ深いほど、愛する子を失った時の
心の痛みは大きい…最初から分かっていたこと
ですけど、本当につらく哀しいです。
でも、私は、この子たちからたくさんの
かけがえのない愛と笑顔をもらいました。
本当に本当にありがとう!
それしか言えないかーさんだけど、もう少し
そちらで待っててね!
メグの介護生活は、脳腫瘍で余命宣告されて
1年8ヶ月間続きました。
1年8ヶ月・・・メグは本当によく頑張ったと思います。
最初の発作から回復するにつれ元気が戻ってきました。
でも、身体は少しづつ不自由に…。
だけど、命が守られただけ本当に感謝でした。
介護の1年8ヶ月間、いろんな事がたくさん
ありました。
でも、メグとの関係がむちゃくちゃ濃くなった
期間でもあったのです。
下半身の麻痺が進むに連れて、お散歩に行くのも
ご飯を食べさせるのも、チッチやウンをするのも
寝ることさえ、日常の生活全てに手がかかるように
なりました。
手がかかるということは、大変なことが増えるという
わけだけど、でも、メグとの会話が増えそれだけ関係
が深くなるということでもあったのです。
QOL向上のための工夫と改善
介護が始まって一番先に思ったことは、メグの
QOLを少しでも向上させたいということだけ
でした。
そして、今振り返ってもこの期間はただそれだけ
に取り組み、工夫と改善を重ねた日々でした。
私たちは、不自由になったメグが少しでも快適に
過ごせるように…と、それしか頭にありませんでした。
そんな介護生活の中で感じたこと、役にたった
ことやモノ、介護食、生活面での注意点など、
これから少しづつお伝えしていこうと思います。
いま、介護に取り組んでいるあなたの役に立てれば
嬉しいです。
介護:3種の神器
メグの介護期間中、私が3種の神器と呼んでいる
ものがありました。
先回もお伝えした、
( http://xn--sdkc7dc.jp/wp/archives/8482.html )
・車イス
・カート
・ベビーベッド
この3つです。
他にも役に立ったモノはとてもたくさんありますので
それも追々お伝えしていきたいと思います。
まず、車イスから・・・
メグは、亡くなる前日まで車イスを使ってました。
突然ガクンと食欲・元気がなくなり、まるで
エネルギーがキレたような、そんな感じが
したのが、8月9日でした。
でも、15日に亡くなる、その前日まで、車イスに
助けられていたのです。
メグは、亡くなる直前まで前肢に結構力があり
思わぬ動きをして驚く事も多かったです…。
普通であれば、とっくに寝たきりになっていたと
思いますが、そうならなかったのは車イスで動き
回っていたからだと思ってます。
どれほど助けられたか計り知れません。
健康のために役に立ったNo1と言っても過言
ではないと思っています。
亡くなる3日ほど前からは、全身の力がなくなり
寝たきり状態になりましたが、出来るだけ立たせて
あげてました。
立つ事で体中の血流が劇的によくなるからです。
それに、身体を起こすことで気分も変わるし、
ストレス解消にもすごく役にたったと思っています。
でも、最後は首の力も弱くなり頭を支えるのが
困難になったため、かなりの工夫と改善が必要に
なりました。
↓11日は、元気・食欲がなくなったとはいえ、
まだ車イスでちゃんとご飯も食べてました。
↓13日…頭が落ちないように、胸から首まで身体が
しっかり乗るようにと改善しました。
おとーさん作です^^
主人は他にもメグのために製作してくれたモノが
あります…そのうち登場するかもです。
身体の状態は日々変わるので、車イスの微調整を
欠かすことができませんでした。
メグが少しでも快適なように、苦しくないように…
その一心で改善を重ねる日々でした。
身体が弱るにつれ、いつまで車イスに乗せたら
いいのかな?と、疑問に思ったり不安になったり
したこともありました。
でも、車イスに乗せるとメグのお顔の表情がパッと
明るくなることが多かったので、嬉しいのと同時に
やはり本当にいいんだと、確信を持つことが
できました。
「介護って、共同作業のようなものなんだ」と
よく思ったりもしました。
ワンコたちは何があっても言葉で伝えたりすることが
出来ないので、お顔の表情で判断する事が多く、
そんな思いをもつことが多かったです。
いま思うと、それも本当に貴重なひとときでした。
メグ用車イスは3台ありました。
もう一度、自分の力で走ったり歩かせたりして
あげたい…
そのために用意した車イスでした。
↓盗られたのは入ってないです。
右上は主人の手作り車イス。
でも、3台のうちの1台は公園に行って遊んだ帰りに、
置き忘れて盗られちゃいました。
気がついてすぐ取りに戻ったけど、もうなかった
です。ほんのちょっとの間なのに…;;
警察にも公園事務所にも届け出がなかったので
悲しいですけど…
まぁ、忘れた方が悪いんですけどね…。
とにかく、車いすには本当に助けられました。
ご飯を食べさせるときも、寝たまま食べさせるのは
とても大変です。
でも、車いすのおかげで立ったまま、無理なく
ご飯を食べさせることができました。
なにより、メグが楽だったと思うのです。
誤嚥の心配もかなり減るので、介護には必須アイテム
だと思います。
一番よく使った車イスは・・・
一番よく使ったのは、『k9カート』という
アメリカ製の車イスでした。
前肢が弱くなると、4輪タイプじゃないとサポート
できなくなるので、いつでも4輪にできるように
最初から4輪タイプを購入しました。
初めての車イス体験は、2輪からのスタート…
少し戸惑ってましたが、すぐ慣れて走り回るように
なりました。
メグも嬉しかったと思いますけど、自分の力で走る
姿を見て、私たちもものすごく嬉しかったです。
家中あちこちにぶつかって、交通事故が頻繁に
起きましたが…(^^;
愛犬チャンの足が弱くなったら・・・
何はなくても車いすと思っています。
その位、本人にも介護する私たちにも助かる
アイテムです。
愛犬チャンの足が弱くなり、自立歩行ができなく
なったら・・・
できれば車イスを用意してあげてくださいね。
「犬用車イス」と検索すればたくさんの車イスが
ヒットしますので、愛犬チャンに合うものを用意
してあげて下さればと思います。
メグが使っていたのは↓です。
k9カート。これは2輪タイプです。
ここは試乗できますので、とても便利です。
【試乗車あり】犬の車椅子
K9カートスタンダード後脚サポートタイプ
【試乗車あり】犬の車椅子 K9カートスタンダード後脚サポート M(11.1~18kg)用
介護用品 老犬 高齢犬
そして、盗られたのは、これ↓
公園用にしてましたが、軽くて歩きやすかったようです。
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(オーダーメイド商品)(犬用品)<発送区分R> 10P03Sep16
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